進行中の調査研究
<シリーズ研究>21世紀の日本の労働組合活動に関する調査研究Ⅲ
(研究期間)
2009年10月1日~2010年9月30日
(テーマ・目的)
本シリーズ研究は、労働組合活動の現状について、主として労働現場における組合活動を基本にして、労働組合の活動の実態、新しい動き、組合員との関係など労働組合運動の実践的課題を明らかにする5年程度を目途にした研究である。研究委員と連合総研研究員によるヒアリング等により労働組合活動の現状と課題について把握し、事例報告書を取りまとめる。また、この研究調査結果について職場役員、職場組合員に向けた労働組合必携本シリーズに編纂することをめざす。
2007年度(初年・研究Ⅰ)には、「組織戦略と非正規労働者をテーマとして、非正規組合員の組合加入の実態について単組へのヒアリング調査を行い、報告書をまとめた。また、この内容をもとにして、労働組合必携本シリーズ新書版『壁を壊す』を連合教育文化協会から発刊した。
2008年度(2年目・研究Ⅱ)は「地域労働運動と中小労働運動」について連合の地域労働組合協議会(地協)の活動実態と新しい取り組みを調査し報告書にまとめているところである。さらに、調査結果をもとにして、新書版労働組合必携本を2010年5月に教育文化協会から刊行する予定である。
本2009年度(研究Ⅲ)は、労働組合活動の基本的機能である「労働協約とストライキ」をとりあげ、単位組合における労働協約締結の状況、その中でのストライキ条項の内容、その条項についての組合活動での教育現状、ストライキ実施の場合の戦略と戦術の態様などについて、単位労働組合ヒアリング、ストライキ経験者へのヒアリングなどを実施し、労働組合の日常活動における労働協約・ストライキの位置づけ、またスト実施の場合の課題などについて事例調査報告にとりまとめる。また、調査報告書と研究結果に基づいて、教育文化協会から新書版労働組合必携本シリーズとして刊行する予定である。

